明治時代になると、フランス人宣教師等が日本でのキリスト教の復活のために各所に再伝道の活動をはじめる。
天草に赴いた神父で特に有名なのは、与謝野鉄幹、北原白秋ら五人の文学青年が僻地を歩いて訪ねてきたガルニエ神父だ。
ガルニエ神父は、貧しくて不遇な家庭の弱者のために、医療活動、福祉活動、教育活動を献身的に行い、祖国には生涯帰らずに、天草の土となった。