天草には、キリスト教関連の文化遺産だけでなく、神道、仏教、その他地域に根ざした歴史的な天草独自の文化遺産があります。
例えば、16世紀にキリシタンが伝来する以前に盛んだった真言宗の信仰を今に遺す弘法大師信仰の八十八ヶ所霊場や、天領期に鈴木重成代官が領民の心の安寧を願って建てた浄土宗や曹洞宗の寺院等、更に天草の領民が重税に苦しむのを救うために命を賭けて幕府に嘆願した鈴木重成公を祀る神社や祠など、他にも地域の昔ながらの信仰があります。

そのような天草の精神文化をご紹介したり、巡拝のご案内するのが天草のさる会﨑津御朱印所事務局です。